伝統工法!荒壁塗り
なんだかまるで忍法みたいですね。
伝統工法は生活に密着したすぐそこに自然にある物を材料としています。
土とか藁とか。
竹小舞で編んだ骨組みに土を塗っていくのですが、土に藁を混ぜるのは、完成した土壁内でなんと藁が発酵するんです(´⊙ω⊙`)
そして発酵した藁から接着に適した成分が溶け出して、土壁の強度を上げるのです!
これもどれもなぜこの方法を思いついたのか?ってところも注目するべきです。
少しでも便利で良くしようと、色々と思いつく事柄を試してデータを取ってきたのだと思います。
長い年月をかけてのまさにトライアンドエラー。
私たちも少しづつ変化するこの時代の流れの中にいるのですね。
ところでこの藁の調整なのですが、けっこうな熟練度が必要です。
独学でどうにかなるものではないし、先人がやってきた事を一から始めると
生活のために火を起こすところから始めるようなものなので、ベテランにくっついて学んでいきます。
これは本当に感謝です〜。
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