【左官仕事】一言に塗ると言っても多くの項目があります
左官のお仕事はコテで材料を塗ったりするのですが、コテだけでも慣れるまで大変なのに材料を最高のパフォーマンスで使うための配合なども難しいのです。
〜 技術とデータ 〜
左官仕事は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗ることも多いです。
実はやみくもに壁や床を塗っているわけではなく、下地から丁寧に丁寧に塗り重ねていくことで、美しく、耐久性や機能性を高めているのです〜。
塗るという作業にはコテを使いますが、こちらは技術面を磨いていかなくてはいけませんが、材料をどの様に使うか?というのは知識と経験と試行錯誤した結果のデータも必要になります。
材料もキッチリ計量して色などもブレないようにする必要があるのです。
〜 下塗りの役割 〜
下塗りは最初に塗る作業です。
・役割としては下地と上塗りの接着力を高める
・下地の凹凸を少なくして平面を作ります。
・下地からはアクなど汚れが発生するのですが、これらを防ぎます。
〜 中塗りの役割 〜
中塗りは下塗りと上塗りの間に塗って、状況を更に良くします。
・下塗りと上塗りの間に入って接着力を高めます。
・下塗りの凹凸を更に平面にします。
・強度を高める
〜 上塗りの役割 〜
仕上がりを決める大切な作業です。
・耐水性、防火性、防汚性を高ます。
・クライアントの依頼に合ったテクスチャなど意匠性を表現する
・仕上がりに相応しい表現をします
〜 トップコート 〜
仕上げにコーティングなどで機能的な表現をします
・汚れ、キズ、紫外線などからの上塗りの保護
・撥水性、防カビなどの機能性の向上
・光沢やマット間などの質感の調整
〜 段取りに直結する 〜
材料は湧いて出てくるわけではないので、必要な素材、必要な量を発注する必要があります。
これを見誤ると変な在庫を抱えてしまったり、少しだけ足りなかったり。。。
この発注は経験が必要です。
全体的な仕事の流れがわかっていないとまず出来ませんからね〜。
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