えつり壁を極めよう

何かを極めるとカッコ良いので伝統工法を頑張っている広島の左官屋さん、竹内左官技工です。

えつり壁は、簡単に言うと木の骨組みに土壁を塗った壁のことです。
木の骨組み枠に竹や木の細い枝を格子状に編んで下地を作り、そこに粘土と藁などを混ぜた土を塗り重ねて仕上げます。

主な特徴がありまして・断熱性・保温性が高い・調湿性が高い・防火性がある・和風(´⊙ω⊙`)。

欠点としては、・施工に手間がかかる・耐水性が低い・ひび割れしやすい
があります。

現代では欠点を補うために、土にセメントや繊維などを混ぜたり、下地にラスボード(金網を貼り付けた板)を使用したりするなど、色々な改良が加えられています。

この細い枝を格子状に編むところが、普通に編むより色々と工夫したりすると良い結果が生まれます。
これがなかなか難しい!
なので編み方はナイショ!

まぁ、材料や状況によって変えているので見たところで。。。っていうのもあります。

なかなか大変な伝統工法ですが、やっぱり大変だからこそ、対応できるというのは強みになると考えて日々頑張っております!

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