人を育てるという事、業界を活性化させるという事

せっかく入社して、しっかり技術も人間性も磨いて育った職人を10年で独立させてようとしている広島の左官屋さん、竹内左官技工です。

企業の若手を育てるって簡単ではないのです。
大変な時間がかかるし、途中で辞めてしまう事もあります。
確かに即戦力だと本当に助かるのですが、それは甘い甘い。
メンタルも気にしながら慎重に確実に育っていくように導線をつける必要があります。
でもその職業の世界観にしっかり身を置いて大好きになると、もうこの職業はその人の物です。成長も早くなります。

学生時代にしっかり遊んで学んで就職したら
「はい、遊びも学びもさせませ〜ん。ただ苦しい事に耐えて業務遂行のみしなさ〜い」
では、一見しっかり仕事をしている様ですが、将来的に一つの業務しか出来なくなってしまいます。
やはり学びと言うのは大切！
もちろん社会に出てからの学びは自ら動かなくてはダメなのですが、そんな動きすら制限してしまう所もあるのです。
これが何故なのか？少し考えてみた事があるのですが、小さな会社だと従業員に知識が付いて独立されると困るので従業員には業務をしっかりこなしてもらい、うっすら社会や経営の事が判らないでいてくれた方が都合が良いと感じているのかもしれません。

でも実際は経営マインドの人が増えて、マネーリテラシーもしっかり持って横の繋がりでいてくれると、とても助かるのですけどね。

ビジネスや人を育てるという事は大変だけど、やっぱり面白い！
長いスパンになると思いますが、業界が盛り上がるように人を育てていけたらと考えています〜。

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