いつか職人と呼ばれるその日まで

憧れの職人

そもそも職人とは

職人と一言で言いましても、新人職人若手職人ベテラン職人など様々です。
新人職人には左官業を始めてしまえばすぐなれます。
若手職人も、若ければなれます。
でもこの新人や若手の「職人」と言う言葉には、周りが「そう呼んであげよう」という優しさから出来ている言葉なのですね。
「ヨッ!上手だね!まるでプロ!!!」
的な意味もございます。
つまりベテラン職人と言う言葉も実は無くて「職人」と呼ばれる状態そのものが「ベテラン」なのです。

職人になるには長い時間が必要

左官のお仕事も職人の世界で、このいわゆる「職人」と呼ばれ始めるまで最低10年はかかります。ここは個人差もありますし、その先も学び続けます。
なぜこんなに時間がかかるか?と言いますと、難しいのです。
コテの使い方一つにしても本当に難しく、まぁ正直言いますと扱えるようになるまで辛いです。
自分自身の体の動きで覚えなくてはならない項目ばかりなので、技術を教える事は出来ても本人の物にするためには日々の鍛錬と継続が最低必要です。
これにトライアンドエラーと学びと自ら情報を取りに行く積極性も必須。

安売りするわけにはいかない技術というもの

なので育った左官の技!安売り出来ないのです。
一つの難しい作業が職人になるとサクッと出来る様に見えますが、そこに到達するまでの時間も価値なのでございます。

ピカソが30秒で描いたスケッチに100万ドルですと言ったのは、「30年と30秒かかったからです」と言うのが理由。
すぎやまこういちがドラゴンクエストのオープニング曲を5分で作曲して、キチッと稼いでいる理由も同じく決して5分で出来た訳ではないのです。

私、広島の左官屋さん、竹内左官技工三ツ塚基は職人を育てています。
メンタルも含め職人を育てるのは本当に大変ですが、この価値ある職人が育った時に涙が出るほど嬉しいのは親方の特権です!
いいでしょう〜親方って(エッヘン!)

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